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知っておきたい建築工事の流れを解説!

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建築工事の流れは、きちんと手順を追って行われることが大切です。

そのために、どのような流れと期間で行われるのかを知っておくことも重要です。

 

家を建てる時の参考に知っておきませんか。

 

また、建築工事がきちんと行われているのかといった確認のためにも建築工事の流れを知っておくことが重要ですのでご紹介します。

 

建築工事の流れの概要

建築工事には一連の流れがあります。その流れに沿って工事が行われます。

着工から完成までの流れを追って概要をご紹介しますので、参考にしてください。

 

着工まで

まず建築工事では着工までに行うこともたくさんあります。

最初に地盤の調査と必要な場合は地盤改良が行われます。

 

そして、その後設計に入り、見積図面・実施設計図面・確認申請図面などを作ったら、ここで「建築検査」がまず行われます。

 

「建築検査」の実施とは

「建築検査」とは、着工前の図面で検査することで、必ず行う必要があります。

建築計画が法令に適しているのかどうかがチェックされます。

 

そして、建築確認の申請を出した後は、大きく変更することができないことも知っておくといいでしょう。

 

変更した場合は、再度申請をし直すことが必要となります。

 

無事に建築検査に合格したら、着工前に地鎮祭が行われます。

 

次に建物を建てる基準となる囲いの「丁張り・遣り方」が作られ、建築工事作業で必要なトイレや水道、電気などが引かれます。

 

着工~1ヶ月

そして、いよいよ着工の流れになります。

建物の基礎や地下を作るための「根切り」と呼ばれる土を掘る作業が行われていきます。

 

基礎の下に敷いて地盤を安定させる「割栗石」や「転圧」と呼ばれるローラーやランマ―などで土を押し固める作業が実施されます。

また、捨てコンクリートの打設も行われていきます。

 

鉄筋を組み、配筋作業がスタートです。

基礎のコンクリートを打設していきます。

 

打設が終了したらコンクリートが乾くまで養生したら基礎の完成です。

 

外回りと床下の上下水道設備配管の工事を行い、いよいよ建物を建てるための足場を組んでいきます。

 

着工後1ヶ月〜2ヶ月

そして、おおよそ着工後1ヶ月くらいから1階の床組みが始まります。

断熱材を敷きこんだりする作業が行われます。

 

次に建て方が始まり、1階柱・2階床・梁などの棟上工事、2階柱・母屋の棟上工事を実施。

ここで「構造体検査」などを受けるようになります。

 

建築中の「構造体検査」の実施

「構造体検査」とは、住宅が完成してしまってからでは見られなくなる部分、基礎のコンクリートの中に入っている鉄筋の種類や本数、土台確認、構造体の金物、建物の柱、梁、桁、小屋組み、壁などの構造体の検査です。

 

設計図通りに組み上げられているのかをチェックするのが「構造体検査」です。

 

構造体の安全性、耐久性に関係するものを検査することは重要です。

第三者の住宅検査会社によって検査がきちんと実施されます。

 

そして、屋根組みを行うと上棟式が行われ、その後家の構造を作っていきます。

サッシの取り付けや防蟻処理、屋根工事や内部配管、ベランダ防水工事などを実施します。

 

着工後2ヶ月~3ヶ月

着工後2ヶ月過ぎくらいから外壁の防水シート貼りが始まります。

また壁の断熱材などを貼っていくことになるでしょう。

 

「防水検査」と「断熱検査」

ここで防水性や断熱性を「防水検査」「断熱検査」で検査しておくことも必要です。

建物の耐久性や住み心地に大きく影響してきますので検査が大事です。

 

そして、ユニットバスなどを設置し、フローリング工事が始まります。

壁や天井の下地工事、外壁工事も行われ、ここまで終わると内装工事に移行します。

 

足場を解体しても大丈夫になります。

 

着工後3ヶ月~4か月

着工後3カ月後くらいから、内装のクロス張りなどの工事やタイルを貼り、住宅設備・機器の設置・接続が続きます。

 

そして、最後に美装工事、外構工事を終えたら建築工事の完成です。
竣工立会いを行い、「竣工検査」と建築確認の「完了検査」を受ける流れになります。

 

「竣工検査」と建築基準法に基づく「完了検査」について

ここで、完成の際に最後に引き渡しの際に受ける「竣工検査」と建物確認の「完了検査」についても知っておくといいでしょう。

 

「竣工検査」とは、外構まで含めて完成した建物がきちんと作られているのかを検査します。

完成した建物に傷や汚れがないか、不具合がないか、使い勝手などを業者と建て主で検査するものです。

 

また、「完了検査」とは、建築基準法に基づいて作られているのかを第三者機関によってチェックする検査です。

 

施工業者と指定確認検査機関等の担当者で行い、合格すると「検査済証」が交付され、不合格の場合は、違反建築物になるなど、厳しい命令もくだされるのが特徴となっています。

 

これらの検査を両方受けることが大切です。

 

建築工事の流れの中では様々な検査を受けることも大事な工程に

建築工事の流れについて順を追ってご紹介しました。

建築工事は、着工から流れを追って4ヶ月程度はかかるのが一般的です。

 

そして、その中で様々な検査のチェックを受けながら建築作業が行われることも大事な流れです。

 

着工前、そして完成してからでは見えなくなる構造検査を受け、防水検査や断熱検査を受けることで安心できます。

 

また、竣工検査だけでなく、完了検査を最後に受けて、建築基準法に基づいているのかも保証されるでしょう。

 

第三者機関によって細かな項目でチェックされることも安心です。

建築の流れとともに、そうした検査の流れについてもしっかり知っておくことがおすすめです。

 

4ヶ月ほどの建築工事の流れの中で、それぞれの工程で確認したいこと、チェックしたいこと、検査の必要があることをきちんと知っておくようにするといいでしょう。

 

信頼のおける建築業者に依頼すること、そして、第三者機関で検査がきちんと行われていることを確認することで安心できるでしょう。

 

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